バイエルン州の経済概況
バイエルン州は欧州有数の経済センターで、特にハイテク分野やサービス産業分野での優れた企業立地環境が国際的に高く評価されています、ほぼすべての経済指標がドイツ国内はもとより欧州全体の比較でもトップレベルを示しています。
EU加盟27カ国との比較でみると、バイエルン州の経済規模は英国、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ポーランドに次いで第7位にランクされます。
住民一人当たりのGDPは34,716ユーロで、ドイツ全体の平均29,465ユーロ、欧州(EU加盟27ヵ国)全体の平均24,700ユーロのいずれも大幅に上回っています。また就業者一人当たりのGDPも66,404ユーロで、ドイツ全体の平均60,996ユーロを大きく上回っています。
GDPに占める比率は、 ハイテク製品を中心とする製造業部門が31.1%、第三次産業部門、即ち商業、交通運輸、金融・保険、その他サービス業、および州政府、個人家計部門の合計は67.8%で、農林畜産業部門の占める比率は1.0%に過ぎません。
バイエルン州からの輸出は2007年に1,540億ユーロの過去最高を記録しましたが、そのうち62.4%は欧州域内向け、残りの37.6%が世界中のその他の地域に分散しています。こうしたことからもバイエルン州経済の国際競争力の強さがうかがえます。
バイエルン州の産業の輸出比率はドイツ平均を上回る48.1%と高い水準にある一方で、輸入高は1,240億ユーロと、これもバイエルン州経済の市場需要の大きさを示しています。
ドイツ全体の就業率は45.3%であるのに対し、バイエルン州ではほぼ二人に一人(48.6%)が就業しており、特に自営業者がバイエルン州では12.1%とドイツ全体平均(11.1%)を上回っていることが特徴です。バイエルン州の失業率はバーデン・ヴュルテンベルク州と並んで過去数年にわたりドイツ国内で最低の水準を維持しています。2007年の失業率(就業者全体)はドイツ平均の9.0%に対し、バイエルン州は5.3%でした。
特にバイエルン州における若年層の就業環境は、ドイツ国内の他の州に比べて良好です。2007年の若年層の失業率(給与所得者)は、ドイツ全体が8.5%に対し、バイエルン州は5.2%でした。
バイエルン州の経済面の魅力の高さは人口流入の動向からも見ることができます。過去10年間だけをとっても、ドイツの他の州からバイエルン州に流入した人口は431,182人に達しています。

